きれいだけでなく、きちんと歯をきれいに保てる審美治療
審美歯科治療では、歯の色や形をきれいにする処置を行います。
しかし、そういった治療をすることで適切な歯のケアができなくなり、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうようなことがあってはなりません。見た目をキレイに整えても、実はむし歯・歯周病だらけの状態では、キレイになったと言えないと考えています。
当院では、きれいさを求めるのはもちろんですが、きちんと歯磨きが行き届く審美歯科治療を大事にしています。
一人ひとりに合った「キレイさ」を
歯はとにかく白くすれば良いというわけではありません。大事なのはその方のお顔や他の歯に合った「自然なきれいさ」を実現することです。人工的な美しさは不自然で、かえって歯を目立たせてしまうことになるからです。
きちんと周りの歯に溶け込むような仕上がりで、かつ患者さんにご満足頂ける状態を確認しながら丁寧に治療を進めていきます。
被せ物や詰め物を作る際の、当院のこだわり
できるだけきれいに仕上げるため、そしてできるだけ虫歯の再発率を減らすためには、被せ物や詰め物をいかに精密に作るかが大事です。
当院では、まず仮歯の状態で細かい修正を繰り返していき、本当に良い状態を見極めてから信頼できる技工士さんへ被せ物や詰め物の製作を依頼します。そして、万が一できあがったものが少しでもズレている場合には、必ず作り直しをし、自信を持って治療を終えられる状態まで一切の妥協はしません。
被せ物・詰め物の種類
メタルボンド
金属とセラミックを使って作られた被せ物で、最も歯科医師と技工士の腕の差が現れます。金属は歯との適合性が高いため、細部までこだわって作れば、最も精密なものに仕上げることができます。
見た目と虫歯再発予防の両立をさせたい方には、お勧めです。
（費用8万円 ※税抜き）
ハイブリッドセラミック
セラミックにプラスチック素材が混ぜられたものです。費用を抑えて作ることができるため、ある程度消耗品だと割りきって使いたい方にはお勧めです。
とは言え、もちろん当院では10ミクロン単位で精度にこだわってお作りしています。また、セラミックよりも柔らかいため、噛み合わせによってはハイブリッドセラミックが適している方もいらっしゃいます。
（3万5000円〜4万円 ※税抜き）
オールセラミック
セラミックのみを使って作られた被せ物や詰め物です。金属を使っていないため、金属アレルギーの心配がなく、万が一歯茎が下がってしまった場合でも中の金属が見えて目立ってしまうこともありません。
メタルボンドに比べると適合度は下がりますが、当院では可能な限り精密に仕上げております。
（10万円 ※税抜き）
ジルコニア
固くて欠けにくい一方で、透明感がないためきれいな色合いに仕上げるのは難しいという特徴があります。そのため、ジルコニアの上にセラミックを焼きつけて製作することもあります。 また、接着力がやや低いというデメリットもあります。
（ジルコニア7万円、ジルコニアセラミック12万円 ※税抜き）
ラミネートべニア
ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削り、セラミックの板を貼りつける治療です。歯の色も形も改善することができ、前歯のすきっ歯をなくすことも可能です。様々なメリットがあるため、前歯の見た目が気になる方にはお勧めです。
