東京堂歯科ブログ

2012.09.04更新

なかなかブログを書くことができていませんでしたが、昨日、歯ぎしりについて特徴的な事例があったので報告をしたいと思います。
もともと、、上の角の歯(犬歯)が、何度かぶせてもすぐに壊れたり取れたりとしているうちに、結局、歯の根が破折してしまい、抜歯を1年ほど前にした方の 話です。かみ合わせを何度も慎重に調整をし、寝るときは、「ナイトガード」という歯ぎしり防止用のマウスピースを一連の治療が完了した3か月ほど前に装着 して寝るようにj作成をしました。
昨日は、歯ぎしり状況のチェックなどのために3か月後の検診だったのですが、本人もびっくりするほどに、マウスピースが削れておりました。しかし、以前の ような歯が浮いた感じや、朝起きた時の寝違いや、肩こり、頭痛などはこれを装着してからはほぼ感じることがないといっておられました。
しかし、歯ぎしりを指摘されても、当時はほぼ半信半疑で「まさか、自分が、、、」などと思っていたそうでしたが、装置の削れ具合をみると、「初めてこれほどだったと、自覚した」と言っておられました。

かみ合わせや、様々な癖が原因と診断しても、本人にはなかなか伝わらず、もどかしく思っていたのですが、こうやって一緒に悩んで解決をこれからもしていく ことしか、このような場合は解決方法がないのかもしれませんが、ブログで少しでも伝わればと思い、重い筆を動かすに至りました。

投稿者: 東京堂歯科